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関数ndarray.tofileの使い方の例

関数の機能:配列の内容をファイルに書き出す

>>> a = np.array([3.1, 4.3, 5.7])
>>> a.tofile('outputFile.txt', sep=',')
1つ目のパラメータがファイル名で、2つ目のsepは区切り文字です。
これでoutputFile.txtという名前のファイルが作成され、テキストエディッターで中身を確認すると下記の様になっています。
3.1,4.3,5.7
関連項目
関数ndarray.tobytesの使い方の例
関数ndarray.tolistの使い方の例

関数ndarray.traceの使い方の例

関数の機能:対角要素の合計値を返却

>>> a = np.array([[1, 2, 3],
	          [4, 5, 6],
	          [7, 8, 9]])
>>> a.trace()
15
この例では対角要素の 1, 5, 9 の合計値を計算しています。
>>> a.trace(offset=1)
8
>>> a.trace(offset=-1)
12
offsetのパラメータを指定すると主対角線からずれた位置の対角線の合計値を求めることができます。
offsetが+1なら右上に1つずれた対角線の合計値、offsetが-1なら左下に1つずれた対角線の合計値がそれぞれ求まります。
関連項目
関数ndarray.cumsumと関数ndarray.cumprodの使い方の例
関数ndarray.prodの使い方の例
関数ndarray.sumの使い方の例
関数ndarray.diagonalの使い方の例

関数ndarray.tolistの使い方の例

関数の機能:ndarrayの配列をPythonのListに変換したものを返却

例1 : 1次元の配列の場合

>>> a = np.array([7, 5, 3])
>>> l = a.tolist()
>>> l
[7, 5, 3]
>>> type(l)
<class 'list'>

例2 : 2次元の配列の場合

>>> a = np.array([[1,  2,  3,  4],
	          [5,  6,  7,  8],
	          [9, 10, 11, 12]])
>>> a.tolist()
[[1, 2, 3, 4], [5, 6, 7, 8], [9, 10, 11, 12]]
関連項目
関数ndarray.tobytesの使い方の例
関数ndarray.tofileの使い方の例

関数ndarray.takeの使い方の例

関数の機能:インデックスのリスト等を引数として渡して配列の要素を取り出して作成された配列を返却

例1 : 1次元配列の場合

>>> a = np.array([5, 3, 9, 2, 1])
>>> indices = [2,0,4]
>>> a.take(indices)
array([9, 5, 1])
この例ではインデックス2,0,4の順に要素を取り出して配列が作成されています。

例2 : 2次元配列の列を選択

>>> a = np.array([[1,  2,  3,  4],
	          [5,  6,  7,  8],
	          [9, 10, 11, 12]])
>>> indices = [2,0]
>>> a.take(indices, axis=1)
array([[ 3,  1],
       [ 7,  5],
       [11,  9]])
この例では列のインデックス2,0の順に列を取り出して配列が作成されています。
列方向に取り出すために、axis=1 と指定しています。
関連項目
関数ndarray.chooseの使い方の例
関数ndarray.compressの使い方の例

関数ndarray.swapaxesの使い方の例

関数の機能:軸を交換した配列のビューを返却

>>> a = np.array([[1,  2,  3,  4],
	          [5,  6,  7,  8],
	          [9, 10, 11, 12]])
>>> a.swapaxes(0, 1)
array([[ 1,  5,  9],
       [ 2,  6, 10],
       [ 3,  7, 11],
       [ 4,  8, 12]])
パラメータとして2つの軸を指定します。
この例では、0軸と1軸を交換した配列を返却しています。
返却される配列はビュー(view)で、データの参照先は元の配列と同じです。なので、要素の値を変更すると元の配列の値も変わります。
>>> b = a.swapaxes(0, 1)
>>> b[1, 1] = 25
>>> b
array([[ 1,  5,  9],
       [ 2, 25, 10],
       [ 3,  7, 11],
       [ 4,  8, 12]])
>>> a
array([[ 1,  2,  3,  4],
       [ 5, 25,  7,  8],
       [ 9, 10, 11, 12]])
関連項目
関数ndarray.transposeの使い方の例
属性ndarray.Tの使い方の例

関数ndarray.squeezeの使い方の例

関数の機能:大きさ1の軸を除去した配列を返却

例1 : 除去する軸の指定なし

>>> a = np.array([[[[2]], [[6]], [[7]]]])
>>> a.shape
(1, 3, 1, 1)
>>> a.squeeze()
array([2, 6, 7])
>>> a.squeeze().shape
(3,)
この例では、0,2,3の軸が大きさ1となっており、これらが除去されています。

例2 : 除去する軸を指定

>>> a.squeeze(axis=(2,3))
array([[2, 6, 7]])
>>> a.squeeze(axis=(2,3)).shape
(1, 3)
2,3軸のみを除去する様に指定した例です。0軸は大きさ1ですがそのまま残り、2,3軸のみが除去されました。
関連項目
関数ndarray.ravelの使い方の例
関数ndarray.reshapeの使い方の例
関数ndarray.resizeの使い方の例
関数ndarray.flattenの使い方の例
属性ndarray.ndimの使い方の例
属性ndarray.shapeの使い方の例
属性ndarray.size, ndarray.itemsize, ndarray.nbyteの使い方の例
属性ndarray.stridesの使い方の例

関数ndarray.roundの使い方の例

関数の機能:各要素の値を丸めた配列を返却

>>> a = np.array([-3.46, -1.52, 0.32, 5.85])
>>> a.round(decimals=1)
array([-3.5, -1.5,  0.3,  5.8])
>>> a.round(decimals=0)
array([-3., -2.,  0.,  6.])
パラメータ decimals は、丸めた後の数字の小数点以下の桁数です。

関数ndarray.resizeの使い方の例

関数の機能:配列の形とサイズを変更

例1 : 1次元から2次元へ

>>> a = np.array([1, 2, 3, 4, 5, 6])
>>> a.resize((2,2))
>>> a
array([[1, 2],
       [3, 4]])
6要素1次元の配列を2行2列の配列を作成した例です。
元の配列は6要素でしたが4要素に減り、後ろの2要素は削除されています。
>>> a = np.array([1, 2, 3, 4, 5, 6])
>>> a.resize((3,3))
>>> a
array([[1, 2, 3],
       [4, 5, 6],
       [0, 0, 0]])
6要素1次元の配列を3行3列の配列を作成した例です。
元の配列より要素数の大きい配列に変更した場合、要素の足らない分はゼロが入ります。

例2 : 2次元から2次元へ

>>> a = np.array([[1,  2,  3,  4],
	          [5,  6,  7,  8],
	          [9, 10, 11, 12]])
>>> a.resize((2, 2))
>>> a
array([[1, 2],
       [3, 4]])
元の配列が2次元の場合、配列を一旦1次元化したものに対して、1次元の配列の場合と同様の処理が行われます。
関連項目
関数ndarray.ravelの使い方の例
関数ndarray.reshapeの使い方の例
関数ndarray.squeezeの使い方の例
関数ndarray.flattenの使い方の例
属性ndarray.ndimの使い方の例
属性ndarray.shapeの使い方の例
属性ndarray.size, ndarray.itemsize, ndarray.nbyteの使い方の例
属性ndarray.stridesの使い方の例

関数ndarray.reshapeの使い方の例

関数の機能:形を変更した配列を返却

例1 : 1次元から2次元へ

>>> a = np.array([1, 2, 3, 4, 5, 6])
>>> a.reshape((2,3))
array([[1, 2, 3],
       [4, 5, 6]])
6要素1次元の配列を2行3列の配列を作成した例です。
行優先で2次元の配列が作成されます。
order='F' と指定すれば列優先で作成することもできます。
>>> a.reshape((2,3), order='F')
array([[1, 3, 5],
       [2, 4, 6]])
元の配列の要素数と変更後の配列の大きさが異なるとエラーが発生します。
>>> a.reshape((2,2))
Traceback (most recent call last):
ValueError: cannot reshape array of size 6 into shape (2,2)

例2 : 2次元から2次元へ

>>> a = np.array([[1,  2,  3,  4],
	          [5,  6,  7,  8],
	          [9, 10, 11, 12]])
>>> a.reshape((4,3))
array([[ 1,  2,  3],
       [ 4,  5,  6],
       [ 7,  8,  9],
       [10, 11, 12]])
関連項目
関数ndarray.ravelの使い方の例
関数ndarray.resizeの使い方の例
関数ndarray.squeezeの使い方の例
関数ndarray.flattenの使い方の例
属性ndarray.ndimの使い方の例
属性ndarray.shapeの使い方の例
属性ndarray.size, ndarray.itemsize, ndarray.nbyteの使い方の例
属性ndarray.stridesの使い方の例