関数ndarray.searchsortedの使い方の例

関数の機能:小さい順にソートされた配列に対して、指定の値が挿入されるべき位置のインデックスを返却

 配列は小さい順にソートされていると仮定して処理が行われますので、配列がソートされていない場合は正しく処理されません。

>>> a = np.array([1.0, 1.2, 3.1, 4.3, 5.7, 8.0])
>>> a.searchsorted(3.15)
3
 指定した値が返却されたインデックスの手前に挿入されると、大小関係の順番が保たれます。
 上記の例では、a[3] (= 4.3)の手前に3.15を挿入すれば配列 a の大小関係が保たれることが分かります。
 なお、この関数は配列が小さい順にソートされていると仮定して処理が行われますので、配列がソートされていないと正しく処理されないので注意しましょう。

 複数の値を配列やリストで指定することもできます。

>>> a.searchsorted([3.15, 5.72, 9.47])
array([3, 5, 6])
関連項目
関数ndarray.sortの使い方の例