関数dict.items, keys, valuesの使い方の例

関数の機能
  items  : 辞書のkeyとvalueのビューを提供するオブジェクトを返却
  keys   : 辞書のkeyのビューを提供するオブジェクトを返却
  values : 辞書のvalueのビューを提供するオブジェクトを返却

itemsの使い方の例

>>> D = {1:'A', 2:'B', 3:'C'}
>>> DI = D.items()
>>> DI
dict_items([(1, 'A'), (2, 'B'), (3, 'C')])
関数itemsを使うと、辞書のkeyとvalueのタプルを並べた配列のようなオブジェクトが作成されます。
この例ではそのオブジェクトにDIという名前を付けており、DIはDのビューなので、下記のようにDを変更してからDIの内容を再確認すると内容が変わっていることが分かります。
>>> D[4] = 'D'
>>> DI
dict_items([(1, 'A'), (2, 'B'), (3, 'C'), (4, 'D')])
list関数を使えば、keyとvalueのタプルのリストを作ることができます。
>>> list(DI)
[(1, 'A'), (2, 'B'), (3, 'C'), (4, 'D')]

keysの使い方の例

>>> D = {1:'A', 2:'B', 3:'C'}
>>> DK = D.keys()
>>> DK
dict_keys([1, 2, 3])
関数keysを使うと、辞書のkeyを並べた配列のようなオブジェクトが作成されます。

valuesの使い方の例

>>> D = {1:'A', 2:'B', 3:'C'}
>>> DV = D.values()
>>> DV
dict_values(['A', 'B', 'C'])
関数valuesを使うと、辞書のvalueを並べた配列のようなオブジェクトが作成されます。