関数の機能:keyを指定して辞書から要素を1つ取り出し、取り出した要素は削除する。返却値はkeyに対応するvalue。
辞書に存在するkeyを指定した場合
>>> D = {1:'A', 2:'B', 3:'C'}
>>> D.pop(1)
'A'
>>> D
{2: 'B', 3: 'C'}
この例では、関数の引数として1のkeyを指定し、関数から'A'のvalueが返却されています。関数の実行後に辞書Dの内容を確認すると1のkeyの要素が無くなっていることが分かります。
辞書に存在しないkeyを指定した場合
defaultを設定した場合
>>> D = {1:'A', 2:'B', 3:'C'}
>>> D.pop(4, 'X')
'X'
2番目の引数にdefaultを設定(ここでは'X')し、辞書に存在しないkeyを指定するとdefaultが返却されます。
defaultを設定しない場合
>>> D = {1:'A', 2:'B', 3:'C'}
>>> D.pop(5)
Traceback (most recent call last):
...
KeyError: 5
defaultを設定せずに辞書に存在しないkeyを指定するとエラーが発生します。
関連項目
関数dict.clearの使い方の例 関数dict.getの使い方の例 関数dict.popitemの使い方の例