関数list.popの使い方の例

関数の機能:要素を1つ取り出し、取り出した要素は削除する

例1 : 引数を省略した場合

>>> lst = ['y', 'u', 'u', 't', 'a']
>>> lst.pop()
'a'
>>> lst
['y', 'u', 'u', 't']
引数を省略すると最後の要素が取り出され、リストからは削除されます。

例2 : 取り出す要素のインデックスを指定した場合

>>> lst = ['y', 'u', 'u', 't', 'a']
>>> lst.pop(0)
'y'
>>> lst
['u', 'u', 't', 'a']
この例では、インデックス0の要素を指定して取り出しています。インデックス0の要素は削除され、元のインデックス1以降の要素は前方に1つずつずれます。

例3 : 範囲外のインデックスを指定した場合

>>> lst = ['y', 'u', 'u', 't', 'a']
>>> lst.pop(8)
Traceback (most recent call last):
...
IndexError: pop index out of range
リストのインデックスの範囲外のインデックス値を指定するとエラーが発生します。
関連項目
関数list.clearの使い方の例
関数list.removeの使い方の例