関数の機能:集合から要素をどれか1つ取り出す(返却・削除する)
3要素の集合から要素を1 つずつ取り出す
>>> set1 = {'A', 'B', 'C'}
>>> set1.pop()
'A'
>>> set1
{'C', 'B'}
>>> set1.pop()
'C'
>>> set1
{'B'}
>>> set1.pop()
'B'
>>> set1
set()
3要素の集合から要素を1つずつ取り出した例です。1回関数を呼び出すごとに要素が1つずつ減り、最後は空集合となっています。 なお、集合には要素の順番が決められていませんので、リストの関数popのように最後の要素が対象となるということはなく、特にルールは無くどれか1つの要素が選択されて返却・削除されます。。
空の集合に関数popを使用するとエラー
>>> set1.pop()
Traceback (most recent call last):
...
KeyError: 'pop from an empty set'
このように、空の集合に関数popを使用するとエラーが発生します。
関連項目
関数set.addの使い方の例 関数set.clearの使い方の例 関数set.discardの使い方の例 関数set.removeの使い方の例