関数str.split, str.rsplitの使い方の例

関数の機能:分割した文字列のリストを返却
  split :前方から順に分割
  rsplit:後方から順に分割

例1 : 分割する回数の指定なし

>>> s = 'abc def ghi jkl'
>>> s.split(' ')
['abc', 'def', 'ghi', 'jkl']
>>> s.rsplit(' ')
['abc', 'def', 'ghi', 'jkl']
この例では、区切り文字列として半角スペース1コを指定して分割しています。
キーワード引数maxsplitを指定していないので、分割する回数は無制限となっています。すなわち、区切り文字列の出現回数(この例では3回)だけ分割されています。

例2 : 分割する回数を指定

>>> s = 'abc def ghi jkl'
>>> s.split(sep=' ', maxsplit=2)
['abc', 'def', 'ghi jkl']
>>> s.rsplit(sep=' ', maxsplit=2)
['abc def', 'ghi', 'jkl']
この例では、分割回数を2回と指定しています。対象文字列中に区切り文字列は3回出現するので、1回分は分割されない結果となります。
このため、前方から分割するsplitと、後方から分割するrsplitとでは結果に差が生じています。